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昔の海は酸っぱかった

原曲 シューベルト「菩提樹」

昔の海は 酸っぱかった
塩酸の雨が降る 強い酸だ
塩基が溶け込み 塩ができて
塩辛くなった 塩辛くなった 塩辛くなった

解説

地球が誕生した今から約45億年前の海水は酸っぱい味だったのだそうです。

約46億年前に誕生した地球は、マグマの海に地表をおおわれていました。

また、空は水蒸気や窒素、二酸化炭素や火山ガスなどにおおわれていました。

やがて地球の温度が急速に下がってくると、大気中に含まれる水蒸気が雨となって降り注ぎ、大雨の時代が長く続きました。この雨が溜まったのが最初の原始の海となったのです。この原始の海は雨に溶けた様々な物質による強い酸性の海でした。

酸性の海水は地表のカルシウムや鉄、ナトリウムなどを溶かし中和されていき、現在の弱アルカリ性の海となりました。

 

人間活動によって排出される二酸化炭素は、地球温暖化を引き起こす主要な温室効果ガスです。

地球温暖化は、海水温の上昇や海面水位の上昇を引き起こし、海洋環境にも影響を及ぼします。さらに近年、大気中に放出された二酸化炭素を海洋が吸収していることにより引き起される問題として「海洋酸性化」が指摘されています。

参考サイト

海の自然のなるほど」
公益財団法人 日本海事広報協会
https://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/shizen/shizen_2.html

 

子供の科学のWebサイト
今日のはてな 「海水はなぜ塩からいの?」
https://www.kodomonokagaku.com/read/hatena/5120/

 

「海洋酸性化」気象庁
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/mar_env/knowledge/oa/acidification.html

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