バス・トイレタリー
感染予防と手洗い
食事前や調理前、トイレ使用後には必ず手洗いを!
新型コロナウイスを含む感染症予防は、石けんを使った「正しい手洗い」とアルコール消毒液が最も有効です。
ウィルスや菌の付着しやすい手指を良く洗うことは、もっとも簡単で有効な感染予防策なのです。
ただ、効果的にキレイにするためには、押さえておくべきポイントがいくつかあります。
1. 石けんと流水で洗う
水で洗っただけでは菌やウィルスは落ちません。
石けんを使って「20秒以上」強めにもみ洗いをすれば、ほとんどの菌やウィルスを除くことができます。
ただし、洗面器などにためた水を使って洗っては意味がありません。一度落ちた菌やウィルスがまた手に戻ってしまう可能性があるからです。手洗いの際は必ず流水を使いましょう。
2. 手の隅々までよく洗う
手のひらだけでなく、指先や指の間、手首など、洗い残しがちなところも意識して洗いましょう。
爪が長いとそこだけ洗い残しやすいので、できれば爪は短くしておく方が理想です。短くするのが難しい場合は、爪ブラシを使って爪の間もしっかり洗うようにしましょう。
上記2点をきちんと押さえていれば、たとえ手に病原性の細菌がついてきても、そのほとんどが取り除けます。そうすれば、必要以上に怖がらなくても大丈夫です。
石けん自体に細菌やウィルスを殺菌・消毒する効果はありません。
しかし石けんの泡と流水の力で、これらの病原体をしっかり洗い落とすことができます。
そのため、この方法でも十分に感染を予防する(感染の機会を減らす)ことができるのです。
3. 手洗い後は、ハンドケアもしっかりと
手洗い後のハンドケアも大切です。手が荒れると、細菌やウィルスがつきやすく、洗っても落ちにくくなるからです。
特に注意が必要なのは、感染予防のため手洗いとともに使われることの多い消毒用のアルコール製剤。これには皮膚を乾燥させる作用があるため、手荒れしやすいのです。
手を洗ったあとは、ハンドクリームやオイルなどをていねいに塗って、しっかり皮膚を保護するようにしましょう。